さいかい産業

ペレットストーブの新築住宅への施工事例【warmArts】

・warmArtsのストーブと今回の施工の特徴
・壁穴あけ作業
・煙突取り付け
・火入れとお引き渡し


warmArtsのストーブと今回の施工の特徴 

今回のお客様は、普段からキャンプを趣味とされていて、ご自宅の新築を機に、当初は薪ストーブを導入されることを検討されていたようです。

そんな中、実際に住宅地に薪ストーブを入れるのは、なかなか現実的ではないとお考えのところ、ペレットストーブというのがあるということを知り、ペレットマン所沢までお問い合わせいただきました。

ご自宅も角地で、煙突を出す方向には近隣と十分な距離がありました。さらに、事前に近隣にお住まいの方々に、ストーブの取り付けのご挨拶までされていらっしゃいました。 

ペレットストーブは薪ストーブと比較すると、圧倒的にけむりとにおいは少ないのですが、それでも少しのけむりとにおいはあります。

事前に煙突を出す方向の近隣との距離の確認と、事前のご挨拶をされていた方が安心です。

お選びになった製品は、warmArtsのRS-mini。ペレットストーブを探される方にはまず検討される製品で、とても扱いやすいストーブです。ストーブの取り付け工事の時間は、およそ3~4時間程度で終わることが多いです。

ペレットストーブの施工には、大きく壁の穴あけ、煙突取り付けの二つがあります。こちらを今回は解説していきたいと思います。



壁穴あけ作業

ペレットストーブで何より大事なのが、穴あけです。

「壁に穴を空けるだけでしょ?簡単じゃないか。」

と思われますが、ストーブの煙突の穴は130~150パイの穴を開けます。これって実は結構大きな穴でして、、、

何が危ないって、壁には間柱、筋交、電線、配線、ボード、断熱シートなどが入っているのです。

もし、既存の建物に、建物構造の知識がないまま穴を開けて、間柱や筋交があっても無理矢理、穴を開けてしまいましたなんていうと、それは大ごと。耐震性が保てなくなって倒壊の恐れまで発生します。

中には、大工さんを呼んで壁ごと作り直したなんて話も聞いたことがあります。

<穴の位置の決定>

穴を空ける位置は、こちらで間柱や筋交の位置を確認しながら空けられる大体の位置を特定します。

空けられる範囲の中で、お客様のご希望を聞きながら、位置を決定します。

今回のお客様のケースで言うと、穴を空ける上部にエアコンがありました。最新型のエアコンでかぜよけカバーが結構下の方まで降りてくるタイプだったので、穴が空けられる範囲の中で位置を少し下にずらして穴あけを行っています。

穴を開けてみると、壁の中には断熱シートと石膏ボードがあるのですが、お家によって壁材やボードの厚みが異なっていて、穴を貫通させるだけで2時間かかるなんてことも。今回はすんなり空いてくれました。

<屋外側の穴あけ>

室内の壁の穴が空いたら、次は外の壁の穴を開けます。

屋外側の穴は、室内から開けた穴に合わせて開ければいいのですが、ここで大事なのが室内側と屋外側に施工の二人が分かれて声かけをしながら、正確な位置の確認をすること。

ここでもし、室内から穴の位置を確認せずに、一人で外から大体の位置で空けてしまうと、穴に傾斜ができることもあり得ます。傾斜がひどく、煙突を通したときに、穴の中で煙突に引っ掛かりができてしまうとそれは完全な施工ミスとなります。

例えばもし、外に出す煙突のつなぎ目が壁に引っかかった状態で外れてしまったらどうなってしまうのか、、、

それこそ大事な住宅が火事になってしまう大ごとに発展してしまいます。

「壁に穴を空けるだけでしょ?」

ペレットストーブは家電製品のようだと言われても、火を直接扱う製品です。穴を空けるにも、安全を考えた上でしっかり空けさせていただいています。

さて、室内側と屋外側の両方から穴が空いたら、ガラリを被せて穴あけは完了です。



煙突取り付け

壁の穴あけが終わったら、ストーブを二人がかりで持ち上げて穴の下まで運びます。

今回は2階のリビングに設置でしたので、ストーブ本体を二人がかりで階段から上げたのですが、RS-miniは重量もそこまで重たくないので、なんなく上がりました。

次に、ガラリ部分とストーブ本体に煙突の部材を取り付けていきます。

ここで大事になるのが、、、

煙突と、吸気と排気の知識。

ペレットストーブの煙突は、本体から穴の位置までの距離は、その現場ごとによって異なってきます。

そうなると、煙突の部材を切断したり、縮めたりしなければならないのですが、ここで、どこの部材をどう使って、どこを縮めるのかは吸気と排気をわかっていないと、排気するはずの空気が逆流してしまったり、とても危険なことに繋がりかねません。

新築を工務店さんで建てるときに、ペレットストーブの取り付けまでお願いする場合もケースとしてよくあります。が、工務店さんは建物には詳しいですが、煙突のことや吸気排気には詳しいわけではありません。

ストーブの施工は、ストーブ屋さんにお願いするのをお勧めします。今回は、特に部材を切断することもなく、スポッとハマってくれました。ちなみに、この煙突の調整に2~3時間かかるなんてことはざらにあります汗

煙突の長さが調整できたら、屋外のがらん部分の防水加工をします。防水加工は必須なので、メンテナンスをご自身でされたときには、忘れずやってください。

扉を取り付けて、水平をとってストーブの位置決めをして施工完了です。



火入れとお引き渡し

最後は、火入れです。

この瞬間がなんとも言えません。

お客様の笑顔。

本当にこの仕事をやっていて良かったと思える瞬間です。

火入れをしたと同時に、排気がしっかりなされているか確認します。もし、室内から燃えたにおいがした場合は、煙突からけむりが漏れている可能性があります。

無事に、排気が適切になされていることを確認したら、施工担当から製品の使い方の説明をしてお引き渡しとなります。

この度は、ペレットマン所沢で、RS-miniをご購入いただき、本当にありがとうございました!幸せなストーブライフとなることをお祈りしています。

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